Chrome OS (Google Play有効)のインストール 第2世代Sandy Bridge
最近、Chrome OS搭載のPC(いわゆるChromeBook)が結構人気な感じになってきて、自分でも触ってみたいなと思いました。
ということで先日、自宅の古いPCにCloudReadyをサクっとインストールして使ってみました。なかなか使い勝手が良いなと思ったのですが・・・、ChromeBookに搭載されているようなChrome OSとは異なり、Google Playが使えないという欠点があることがわかりました。機能が制限されるのはイヤなのと、折角インストールするならフル機能で使いたい気持ちがあり、純正Chorome OSのインストールに挑戦することにしました。通常ですと、Chrome OS、Google Play入り等のキーワードをネットで検索するとインストール方法を紹介したサイトはいくつか見つかります。しかし多くの記事は第3世代以前のCPU搭載機で、我が家のいにしえのPCでは勝手が少し違いました。結論、無事インストールできました。この記事もインストールしたChrome OS上から書いてます。その記録を残しておきたいと思います。同じようなことを試したい人のお役に少しでも立てれば幸いです。
さて、私の手持ちのPCはというと、最近眠っていることが多いPCで以下のような仕様です。
ASUS U24E(2012年)←ノートPCです
CPU: Intel(R) Core(TM) i5-2430M @2.40GHz
Total Memory : 8GB(初期4GB→8GBに増設済み)
HDD: 250GB SSD (Samsung SSD 84 250GB)
Windows7がプレインストールされていたPCなのですが、Windows8や10は動くには動くものの、発熱とファン音が激しいため運用は厳しいことがわかり、結局Windows7で使い続けていました。しかしWindows7の保証期間が来てしまい、だんだんと使わなくなったわけで
す。
Core i5 2430Mは第2世代Core プロセッサーファミリー(Sandy Bridge)です。もう10年くらい前のモデルですのでちゃんと動作するのか心配ですが、少なくともCloudReadyはしっかり動いたので、Chrome OSもなんとか動作するだろうと予想しました。
【必要なもの】
・USBメモリースティック(I-O DATA 8GBで大丈夫でした)
結構16GBないダメとか書いてる記事多いですが8GBで問題ありませんでした。
・Linux Mint(Linux Mint 20.1 "Ulyssa" - MATE (64-bit))
ページ下のDownload linksからMATEをクリックするとダウンロードリンクに飛ぶのでダウンロードします(isoイメージ=linuxmint-20.1-mate-64bit.iso)。
Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
ページ中程の最新のアップデートからRufus 3.14をクリックするとダウンロードできます(Rufus実行ファイル=rufus-3.14.exe)。
・Brunch
Releases · sebanc/brunch · GitHub
ページ中程のbrunch_r89_stable_20210403.tar.gzをクリックしてダウンロードします。
適当なフォルダに解凍します。2重圧縮してあるので2回解凍です。
・install.sh
https://raw.githubusercontent.com/shrikant2002/ChromeOS/master/install.sh
そのまま名前をinstall.shで保存してください。
・Chrome OS本体
Codenameの列からsamusを探し、Recovery番号89をダウンロードします
(ファイル名=chromeos_13729.56.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin)。
上記でダウンロードしたBrunchがr89なのでその番号と同じRecovery番号を選びます。
samusを選ぶ理由は他のサイトでも紹介されていますが、下記理由からです。
rammus = 4世代Intel Core iシリーズのCPU、あるいはそれ以降を搭載
samus = 3世代Intel Core iシリーズ CPU、あるいはそれ以前を搭載
grunt = AMD のCPU搭載
以上で必要なもの集めは終了です。
次からはダウンロードしたファイルを操作していきます。
ダウンロード後の作業は以下の通りです。
1. Linux MintのブータブルUSBメモリースティックの作成
Rufusを実行
ブートの種類でDLしたlinuxmint-20.1-mate-64bit.isoを選択
スタートボタンで開始→終了まで待つ
2. Chrome OSフォルダの作成
USBメモリースティックのルートにChrome OSという名前のフォルダを作成
3. Brunchで解凍したファイルのコピー&その他ファイルのコピー
まず先程作成したChrome OSフォルダに下記4つのファイルをコピーします。
chromeos-install.sh
efi_legacy.img
efi_secure.img
rootc.img
次に以下のファイルも同じフォルダにコピーします。
install.sh
次にDLしたchromeos_13729.56.0_samus_recovery_stable-channel_mp-v3.binをrammus_recovery.binに名前変更します(install.shの中にrammus_recovery.binと書かれている部分があるのでこの名前にしなければインストールが失敗します)。
最終的にChrome OSフォルダの中には以下には下記6つのファイルとなります。
chromeos-install.sh
efi_legacy.img
efi_secure.img
rootc.img
install.sh
rammus_recovery.bin
4. BIOSの設定
PC立ち上げの前に上記で作ったUSBメモリースティックをPCに挿しておきます。
電源を入れ、F2を連打しているとBIOSに入るので、以下の項目の通りに設定します。
Boot Configurationの項のUEFI BOOTをEnabledに変更
同PXE ROMをDisabledに変更
Boot Option Prioritiesの項でUSBメモリースティックをBoot option #1にしておく
SaveしてBiosから出るとUSBからLinux Mintが立ち上がる(※)はずです。
※50%くらいの確率でエラーが生じて立ち上がりませんが、何度か試すとLinuxが起動します。
Secure Boot無効に触れているサイトがありますが、私のPCのBIOSには該当する項目が見当たらなかったのでスルーです。
5. Chrome OSインストール先の確認
Linuxが無事起動したら、ターミナルを起動し、lsblkと打ってEnterを押します。するとストレージリストが表示されますので、内蔵HDDのPathを書き留めておきます。私の場合は内蔵SSDが/dev/sdaだったので問題はありませんが、その他の場合はこのままではインストールができません(install.shをメモ帳などで開き、最後の行sudo bash chromeos-install.sh -src rammus_recovery.bin -dst /dev/sdaの/dev/sdaの部分を対象先に書き換える必要があります)
6. インターネットへの接続
インストール時にインターネットから必要なファイルをDLしますのでWifiまたはLANケーブルを接続してインターネットとの接続を確認してください。
7. Chrome OSのインストール
いよいよインストールです。これ以降の操作でHDDののファイルは完全になくなるので注意してください。
ファイルマネージャを開き、File System cdromと開いていくと先程作ったChrome OSフォルダ(6つのファイルが入っている)が見つかります。6つファイルが入っていることを再確認し、そのウインドウの中のファイルでない部分を右クリックしターミナルを起動します(Open in Terminal)。ターミナルが開いたら以下のコマンドを打って実行します。
sudo sh install.sh
順調に進むと途中All data・・・と書かれた画面で一旦停まります。
yes
と入力しEnterを押すとインストールが進みます。
順調に進むとChromeOS installed.と出てインストールが終わります。
Linuxを終了し、USBメモリースティックを取り外しておきます。
8. BIOSの再設定
ようやくインストールが終わってもこのままでは起動しません。電源をつけてもOSが見つからない旨のエラー画面で停止します。何故かこのASUSのPCではインストール後、そのままではChrome OSのブートファイルを読みに行きません。そこでBIOSからブートファイルを指定してやります。
再度BIOSに入り、Chrome OSのブートファイルをBoot optionに加える作業を行います。
Boot Configurationの項にAdd New Boot OptionがありますのでEnterを押して入ります。
Add boot optionでEnterを押し、適当な名前を入力します。今回はChrome OSをインストールしたのでChrome OSと入力しました。この項目はBoot optionに表示される名前なので別にChromeでもCOでも何でも構いません。
次にPath for boot optionでEnterを押します。ここがブートファイルのPathを指定する項目です。
と入力します(スラッシュが左上から右下への『\』のタイプですので注意です。勿論半角です)
createにカーソルを合わせてEnterを押します。
Boot Option PrioritiesのBoot Option #1を先程createしたChrome OSに指定します。
SaveしてBIOSを抜けます。
これで無事起動すると思います。
最初は起動しなくてどうすればいいのかあれこれ試してみましたが、無事起動できてよかったです。動作もかなり軽快でGooglePlayも使え、満足です!
ご意見ありましたらお聞かせください。
Kotlin コマンドライン引数
Try KotlinでProgram argumentsという任意の文字を入力できる欄があるようです。私はVS codeを使っているため、この任意の文字を入力できる欄が何なのか、わかりませんでした。
色々調べた結果、このProgram argumentsはターミナルで実行しようとしているjarファイルの引数ということがわかりました。まずターミナルは以下のような表示になっていると思います。
PS C:\XXXXX\YYYY>
たとえばzzz.jarファイルを実行するためには以下のように入力します。
PS C:\XXXXX\YYYY>kotlin zzz.jar
引数とはこのzzz.jarのあとにつける文字のことです。たとえば以下のような感じです。
PS C:\XXXXX\YYYY>kotlin zzz.jar abc
私はプログラミング初心者なのでこういうことすら理解するのが大変です。引き続き頑張ります!!
VS code のターミナルの日本語表示
VS codeでKotlinを練習し始めたのですが、ターミナルの日本語表示がどうもうまくいかないのでいろいろ試した結果、Settings.jsonの設定を以下のようにするとうまくいくことがわかりました。
ポイントはchcpの下行の932です。よく95001に設定するという書き込みが見られますが、932で試すとうまくいきました。お試しあれ。
kano PC
Youtubeを保存(Save)
①Real Player(RealTimes)を開く(なければDL & Install)
②Ctrl+O
③URL貼付
④動画の上に出てくる「このビデオをダウンロード」をクリック
上付、下付
上付:CtrlとShiftを押したまま+
下付:CtrlとShiftを押したまま-(パワーポイントの場合はCtrlを押したまま+)
エクセルではショートカットないので、₁₂₃₄₅₆₇₈₉₀ ¹²³⁴⁵⁶⁷⁸⁹⁰とかいかがです?
コピーと貼付
コピー:Ctrl+C
貼付:Ctrl+V
大概これでいけます